三裕工業の板金加工

弊社は丁寧なものづくりをするために設備にこだわりを持っています。

特に、レーザー加工とパンチングマシンにはこだわりを持ちドイツの「トルンプ」を採用しています。トルンプのレーザー加工は精度がよく、断面も綺麗で、使いやすいというメリットがあります。また、パンチングマシンはタレパンではなく、シングルパンチを使用することで、カス上がりを押さえることができます。これらトルンプを使用することで誰でも綺麗な製品を作れるような体制を整えています。

レーザー加工

レーザー加工機は「トルンプ|TRUMPF TRUMATIC 7000|TRUMPF TRULASER 3030」を採用しています。

搭載されているCO2レーザーは優れたビーム品質により断面が非常に綺麗に仕上がります。また、自動で切断ノズルを交換できることで、段替え時間の短縮ができ生産効率が向上します。

また、トルンプのレーザー加工機はバリが出づらいため後工程時間が短縮され、品質管理も簡単になります。

パンチング加工

パンチング加工機は「トルンプ|TRUMPF TRUMATIC 7000」を採用しています。
トルンプのパンチングの特徴はシングルパンチです。通常のパンチング加工は複数の金型が集まったタレットパンチ(タレパン)を使って行います。一見タレパンは効率が良さそうですが、金型が固定されていないため、上型と下型のはめあいが甘くなり、隙間ができることがあります。この隙間ができるとパンチングしたときに出る加工カスが隙間から上がってきて製品の表面を傷つけることがあります。
そのため、タレパンでは弊社が考える綺麗な製品を作れません。

一方、トルンプの場合は上型と下型で一対になっているため、はめあい精度が良くカス上がりが発生しません。シングルパンチは精度は良いのですが、金型の個数が増えるため、タレパンよりも工場のスペースが必要になります。それでも、綺麗な製品をお客様に届けるため、弊社ではトルンプのシングルパンチを採用しています。

曲げ加工

曲げ加工はトルンプとアマダの両方を採用し、最大 3000mm、125tの加工が可能です。曲げ加工は製品の品質を極める最も重要な工程の一つになるため、わかりやすい指示書とOJTによる技術者の教育に力を入れています。